スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本国民に告ぐ

kiku-4.jpg
『国家の品格』の著者 藤原正彦氏(お茶の水女子大学名誉教授)が文藝春秋7月号に「一学究の救国論」を書いて居られる。この中で著者は『自立』と『誇り』を取り戻すためにいま、日本人がなすべきことを書かれている。

今日本がおかしい

バブル崩壊後20年近くにもなり,その間あらゆる改革がなされてきたがどれもうまくいかない。
グローバル化に沿った構造改革も社会を荒廃させただけで、デフレも一向に直らない。
再生赤字は世界一となり、なお増え続けている。
一人あたりのGDPはどんどん低下、失業率は増え続け、自殺者数はここ12年間毎年3万人以上を記録し、世界トップクラスの自殺大国になっている。

政治に目を向ければ相変わらずの「政治とカネ」ばかりである。自国の防衛さえ自らしようとせず、アメリカへの屈従と引換に防衛を請う有様である。とても独立国とは言い難いから、中国の首脳にいみじくも「アメリカの妾国」と呼ばれてしまう。
アメリカに一方的に守ってもらうという弱みを持っているから、買いたくない米国債を買わされ続け、既に世界1,2を争う残高となりながら、売ることさえままならない。何故かこれについては政府もマスコミも触れようともしない。

「年次改革要望書」などという内政干渉に近い要求まで拒めなくなる。郵貯簡保の3百40兆円をアメリカに差し出すために行われた郵政民生化、世界で最も安定していた日本の雇用を壊した労働者派遣法改正、WHOに世界1と認められていた医療システムを崩壊させた医療改革、外資の企業買収を容易にするための三角合併解禁など、みな「年次改革要望書」で要求されたものだ。

誰もがモラルを失いつつある国
政治を正すためには良い政治家が必要となるが、大量の小泉チルドレンに続いてさらに大量の小沢チルドレンと、選挙の半年前までは国政など考えたこともないような素人が登場し、質は低下するばかりである。

期待を持てそうもない政治家が、「政治主導」等と言ってことさら官叩きにはしる。日米関係を傷つけた普天間基地問題の無意味な迷走なども、外務省や防衛省の官僚を外し政治主導で突っ走った挙句のことだ。大半の政治家に比べ、中学、高校、大学、国家公務員試験という難関をくぐり抜け、門地貧富を問わず選抜された官僚の方が、知識、経験、そして見識についても上のことが多い。政治家は、優秀者にありがちな傲慢狡猾に十分警戒をしながら官僚を知恵袋として利用しなくてはならないのだ。

深刻なモラルの低下。
政治家や官僚のモラル不足だけではない。子殺し親殺し、それに「誰でもよかったが殺したかった」という無差別殺人など、かってありえなかった犯罪がしきりに報道されるようになった。

子供達のモラルも一斉に崩れ、学級崩壊は日本中の小中学校で広く見られるようになった。陰湿ないじめにおる子供の自殺が普通のこととなった。
学校にはモンスターペアレンツ、病院にはモンスターペイシャンツと、不満が少しでも有れば大げさに騒ぎ立て訴訟にまで持ち込む人々が多くなった。人権をはじめとしてやたらと権利を振りかざす人間が多くなった。かってこういう人間は「さもしい」と言われたものだ。

政治、経済の崩壊からはじまりモラル、教育、家族、社会の崩落と、今、日本は全面的な崩壊に面している。

祖国再生の鍵はどこにあるのだろうか?

アメリカによる巧妙な属国化戦略
終戦と同時に日本を占領したアメリカの唯一無二の目標は「日本が二度と立ち上がってアメリカに歯向かうことのないようにすること」であった。
まず、新憲法を作り上げ、前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いた。日本国の生存は他国に委ねられたのである。第9条の「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」は、前文の具体的内容である。自分が守らない場合、どこかの国に安全保障を依頼する以外に国家が生き延びる術はない。アメリカ以外にないことは自明であった。すなわち、日本はこの時、アメリカの属国となることが決定されたのである。戦争に倦む日本人に対し平和を高らかに謳いあげ、アメリカが平和愛好国であることを印象づけた上で属国化する。という実に巧妙なやり口であった。
 さらには念のため、第1条で国民の心の拠り所であった天皇を、元首からただの象徴にした。
漢字全廃への第1段階として当用漢字を導入したのは、日本の文化を潰し、愚民化するためであった。

魂を空洞化した言論統制

じつはアメリカが日本に与えた致命傷は、新憲法でも皇室典範でも教育基本法でもなかった。占領後まもなく実施した、新聞雑誌放送映画などに対する厳しい言論統制であった。終戦の何年も前から練に練っていたウォー・ギルト、インフォーメーション・プログラム(WGIP=War Guilt Information Program=戦争についての罪の意識を日本人に植えつける宣伝計画)に基づいたものである。自由の旗手を自認するアメリカが、日本人の言論の自由を抹殺するという、悪逆無道を働いたのであった。
この根本的狙いは、日本の歴史を否定することで日本人の魂の空洞化を企図したものであった。そのためにまず、日本対アメリカの総力戦であった戦争を、邪悪な軍国主義者と罪の無い国民の対立にすり替えようとした。4百万ちかい国民が米軍により殺戮され、日本中の都市を廃墟とされ、現在の窮乏生活がもたらされたのは、軍人や軍国主義者が悪かったのであり米軍の責任ではない。なかんずく、世界史に永遠に残る戦争犯罪、すなわち2発の原爆投下による三十万市民の無差別大量虐殺を、日本の軍国主義者の責任に転嫁し、自らは免罪符を得ようとしたのである。

これらを着実に実行するため,私信までを開封した。さらに雑誌新聞等の事前検閲であった。占領軍や合衆国に対する批判、極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する批判、アメリカが新憲法を起草したことへの言及、検閲制度への言及、天皇の神格性や愛国心の擁護、戦争における日本の立場や大東亞共栄圏や戦犯の擁護、原爆の残虐性につての言及、などが厳しく取り締まられ封印された。日本人数千人の協力の下で、この極秘裏の検閲は数年間にわたりなされたのである。識字率が異常に高く、またお人好しの日本人には有効だった。

GHQが種を播き、日教組が大きく育てた「国家自己崩壊システム」はいまもなお機能している。特に教育界、歴史学会、マスコミにおいてである。WGIPの禁止条項はなんとアメリカが引き揚げて六十年近くたった今も生きているのである。東京裁判への批判、新憲法や教育基本法の押しつけ、検閲により言論の自由を奪い洗脳を進めたアメリカへの批判、愛国心の擁護、原爆や無差別爆撃による市民大量虐殺への批判、などは、すべて正当でありながら、公に語られることは稀である。

「過去との断絶」「誇り」を回復せよ
日本人が祖国への誇りを取り戻すための具体的な道筋は何か。
すなわち、「誇り」を回復するための必然的第一歩は、戦勝国の復讐劇にすぎない東京裁判の断固たる否定でなければならない。
その上で第2はアメリカに押しつけられた、日本弱体化のための憲法を廃棄し、新たに、日本人の、日本人による日本人のための憲法を作り上げることだ。現憲法の「前文」において国家の生存が他国に委ねられているからだ。国家の軸たる憲法に嘘があるからだ。
次いで第3は、自らの国を自らで守ることを決意し実行することだ。他国に守ってもらう、というのは属国の定義と言ってもよい。屈辱的状況にあっては誇りも何もないからだ。一時的にでも自らの力で自国を守るだけの強力な軍事力を持った上で、アメリカとの対等で強固な同盟を結ばねばならない。

日本人の築いた文明は、実は日本人にもっとも適しているだけではない。個より公、金より徳、競争より和、主張するより察する、惻隠や「もののあわれ」などを美しいと感ずる我が文明は、「貧しくともみな幸せそう」という古今未曾有の社会を実現させた文明である。この美的感覚は普遍的価値として今後必ずや論理,合理,理性を補完し、混迷の世界を救うものになろう。
日本には誇りと自信をもって、これを取り戻すことだ。これさえあれば我が国の直面する殆どの困難が自然にほぐれて行く。さらに願わくばこの普遍的価値の可能性を繰り返し世界に発信し訴えて行くことだ。

電友人の独り言
長い文章を引用しましたが、この文を読んで目からウロコが落ちました。
これからの生き方を考えるうえで参考にしたいと思っています。





スポンサーサイト

ロンドンオリンピック

kiku-2.jpg
2012年にロンドンオリンピックが開催されます。
開会式の入場券が2012年を記念して2012ポンドだそうです。
今日の値段(換算レート)で計算してみれば267,398.6228 円になります。
開会式を見に行きたい人は直ぐに貯金を始めなくちゃあね。

廃棄食料

kosmos-4.jpg
地球村通信によれば

地球に大きな負荷をかけている日本の廃棄食料

コンビニ/スーパー/宴会場などで、毎日のように、大量のまだ食べられる食べ物がゴミとして捨てられています。日本の穀物自給率は28%。食べ物全体(カロリー)でも40%。私たちが食べているものの大半が海外からの輸入です。「輸入してまで食べ残す日本」

◯廃棄食料の現状
日本の廃棄食料はカロリーで26%、年間約2000万トンになります。
日本の穀物生産量が約1000万トンですから、その2倍を廃棄している事になります。

◯廃棄食料でどのくらいの人が食べられるのか?
日本人ならば3000万人分、途上国の人なら5000万人分の一年分の食料になります。世界での食糧援助の総量は500万トン。その約4倍の食料が廃棄されています。
栄養不足で亡くなる子どもが年間約500万人。廃棄食料の一割でこの子どもたちの命が救えます。飢えに苦しむ子どもたちの食料を、捨てているのと同じなのです。

地球上で生産されている穀物の総量は約22億トン。この穀物で100億人以上の人が生きることができます。穀物が平等に分配されれば、地球上すべての人は飢えることはありません。先進国の飽食、食料廃棄のため、飢えで亡くなる子どもが絶えないのです。

プロフィール

やまちゃん

Author:やまちゃん
老境、清々なり、なにごともそこそこに、ほどほどに。

老人のしぐさはできるだけ、はしたなくしないで、見た目が美しく、老木に花が咲くような趣になることである。
初心を忘れざること。
(花伝書より)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2ブックマークに追加する
FC2ブックマークに追加
FC2カウンター
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。